素人営業
いつもありがとうございます。
主に営業活動を行っている松崎好明です。
医療機器の製造・検査という仕事から建築の仕事へ転身したのが30歳を過ぎてからです。
弊社社長は実兄で2代目となります。自分たちの父が立ち上げた会社。経緯等は省きますが、1代目から2代目にうつったときに徐々に仕事が衰退していきました。その背景として考えられるのはお客様の世代交代。ここで言えるのは世代交代だけでなく建築という仕事が明らかにサービス業に転化していったという事です。良いものを作れば売れる。良い仕事をすれば口コミが広がるという昭和の時代の考え方やお客様が求めるニーズの変化に対応できなくなっていたというのも衰退の原因だったと思います。
決して高い技術力が不要になったわけではなく、いいものを作ってもそれを殆どのお客様が知ることは無かったという事ともう一つは、急激にSNS等の媒体により、宣伝力の差つまり知名度の差が決定的な原因だったと思います。
お客様は圧倒的な宣伝力がある大手のハウスメーカーさんや、いち早く宣伝力を見つけて動いていた会社に目を向けていきました。
職人スタイルで次から次へと仕事が舞い込んできた、父の時代は幕を下ろそうとしていました。兄である現社長は大手ゼネコンから転身、家業を継ぐ形になりましたが、良かったのは本の数年でした。ここから苦難の道がはじまりました。
丁度そのころ私も職をさがしていた時でしたが、社長である兄は会社をさせていくために相当な苦難だったと思います。
私が兄と仕事をしようと決めたのは単純に職を探していた時に兄から声をかけられたからですw
もちろん即決などしていませんが、家族だからというのは大きかった事は今でも覚えています。
このシリーズもう少し続きそうですが、今回はこの辺りで終わります。
ステイホーム頑張りましょう。