住宅ローン控除1%の見直しがあるかも!?

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主に営業活動を行っている松崎好明です。

随分日が短くなってきて、秋も深まってきました。紅葉の時期ももうすぐ。考えてみると1年があっという間に過ぎてく感じがします。

では本題です。住宅ローンを組むと年末の残高の最大1%が年末調整でかえってくる住宅ローン控除。超低金利に加えとても有難い制度です。元々現在と同じような住宅ローン控除が始まったのが昭和61年からでした。今現在は消費税10%時の購入の場合、期間限定で最大13年間の控除が受けられます。

この住宅ローン控除ができた目的は当初、今より住宅ローン金利が高く、例えばメガバンクと呼ばれる金融機関の住宅ローン金利は変動金利だと、現在0.4%台になっているのに対し、当初は6%くらいでした。そのため当初は住宅ローンと言えば住宅金融公庫(現在の住宅支援機構)でおよそ3%台の金利で借りる人が多かったようです。

住宅ローンは、元金と利息でできています。今現在の金利水準だと、割合的には元金>利息という返済ですが、当初は元金<利息という形で返済しているため、当然利息の占める割合が多く、3,000万円借りて35年返済の場合、利息が1,800万円となり、総返済額は4,800万円と跳ね上がりました。

話を戻します。住宅ローン控除はこの3%の高い金利での返済は大変だろうという観点で、1%は還付しますという目的でできた制度です。では現在はどうかというと、超低金利のため、利息負担というのも激減しています。住宅ローン控除1%の還付を考えると、実際には1%すべて還付されるというケースは実際には少なくなってきました。

金利負担を軽くするための制度ですので、財政難の昨今、見直しされておかしくない感じがします。今1%最大控除が数パーセント徐々に下がる傾向も考えられます。駆け込みや買うのを控えたりと、どのタイミングがいいのか迷われる方も多いと思います。信頼置けるところにまずはご相談を。今回はこれで終わりにします。

今週もお疲れさまでした。素敵な夜を。

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