変動金利を選ぶ際に注意する事

いつもありがとうございます。
主に営業活動を行っている松崎好明です。

放射冷却で冷え込んだ奥出雲町ですが晴れ間が広がる1日となりました。週間予報見ると雪マークもないので、ほっとしています。

では本題です。今日は住宅ローンの中身についてお話しします。住宅ローンと言えば金利の動向が気になる所だと思いますが、実質横ばいの状態です。全国の統計をみると住宅ローンも変動金利を選んでる方が6割をしめていました。

住宅ローンは、金利の変動に最も左右される①変動金利、固定期間を選んで(例えば3年間は固定金利)いく、②期間限定固定金利、返済が終わるまで金利の変動がない③全期間固定金利の3種類に分かれています。

多くの方が変動金利を選ぶ背景には、超低金利が続いているからだと思います。確かに全期間の固定金利が1%台に対して、変動金利は0.4%台と半分以下の金利というのは、確かに魅力です。

しかしながら住宅ローンは単純なものではなく、どの金利を体系を選んでもメリットとデメリットが存在しています。
全期間固定金利は返済額が確定するため、返済計画が立てやすい反面、変動金利に比べたら金利が高く設定されています。変動金利においては月々の返済が少なくなる、あるいは住宅ローンを当初から多く返済できる反面、完済時まで支払い金額が確定しないなどのリスクがあります。住宅ローン.jpg

金利は半年に一度見直され、支払額が確定していく変動金利なんですが、もし急激に金利が上昇したときのために、5年間は急な金利の上昇があっても支払い金額を変えない、あるいは6年目以降の返済金額は当初返済額の125%をこえないようにする、5年ルール、125%ルールという制度を採用している金融機関がほとんどです。

この制度は例えば月々5万円の支払いをしている方が金利の上昇によって10万円の返済になり、支払いが困難になるという事態を防止する制度です。しかし支払い金額が免除されるという事はありませんので、注意してください。
あともう一点、この5年ルールを取り扱っていない、金融機関もありますので、変動金利を採用される方は、もしもの事もふまえ、事前に調べておいたほうが良いかと思います。

最も、今現在から推定しても急激なバブルの様な金利上昇は考えにくいというのが現状です。この辺が変動金利を選ばれる事に繋がっているかと思います。

住宅ローンの選別など、慣れない事、専門用語の連続などで、曖昧にして後々後悔につながる事態をさけるために、資金計画は時間かけてもしっかり認識されることをお勧めします。今回はこれで終わりにします。素敵な夜を。

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