注文住宅で選択できる断熱材の種類を建築会社が紹介します。

「注文住宅を建てるが、断熱材の選び方が分からない」「断熱材にはどのような種類があるのだろうか」などのお悩みを持っている方はいるでしょう。
断熱性は家の快適性に大きく関わります。
ただ、それぞれの種類の特徴を知ると迷いにくくなります。
今回は注文住宅で選べる断熱材の種類を仁多郡周辺の建築会社が紹介します。

□断熱材の役割をおさらい

最初に断熱材の役割を簡単におさらいしましょう。
漢字からわかるように家の中から家の外、または外から中に熱が伝わらないように壁や床に敷き詰めるものです。
また、断熱性は快適に生活できるように不可欠な要素なので、お住まいの地域に合った性能を持ったものを選びましょう。

□断熱材の種類を系統別に解説

断熱材には原料によって大まかなカテゴリー分けがされており、さらに細かく分かれます。
実は今回紹介する他にも種類がありますが、一般的に利用されている種類を紹介しましょう。

*鉱物系

鉱物系にはグラスウールとロックウールがあります。

グラスウールはガラスを溶かして、糸(繊維)のようにした後に接着剤を利用して固められたものです。
燃えにくいので、火事が起きたときに燃え広がりにくいでしょう。

ロックウールは玄武岩と呼ばれる岩や鉄鋼を生成するときにでる廃棄物を融解して繊維にしたもので、こちらも燃えにくいです。

*石油系

石油系は石油を原料として作られている断熱材で、色々な種類があります。

1つ目はEPSです。
ポリスチレンに燃えにくい素材を入れてビーズのようにした後に、発泡スチロールにしたものです。
軽くて衝撃を受けても壊れにくいのが特徴です。

2つ目は押し出し法ポリスチレンフォームです。
1つ目と形は似ていますが、強い力にも耐えられ、水を吸い込みにくい特徴があります。
厳しい条件に晒される場所によく使用されます。

3つ目は硬質ウレタンフォームです。
イメージは発泡スチロールの原料がウレタンに変わったものに近いでしょう。
日本で一般的に利用されている種類であり、ボードの形から壁に直接固まらせる方法があります。

4つ目は高発泡ポリエチレンフォームです。
こちらも発泡スチロールの原料がポリエチレンに変わったものに近いでしょう。
他の種類より柔らかく、狭くて入れにくい場所に利用しやすいです。

5つ目はフェノールフォームです。
これもフェノール樹脂を発泡スチロールのようにしたものです。
断熱効果が長期的に継続して得られ、比較的燃えにくい素材です。

6つ目はポリエステルです。
接着剤が不要なので、シックハウス症候群の原因であるホルムアルデヒドが発生せずに、火事の場合も人体に有毒なガスが発生しないことが特徴でしょう。

*自然系

自然素材にこだわりたい方におすすめの素材でしょう。

1つ目のセルロースファイバーは植物の繊維で最も普及している断熱材です。

2つ目のウールは羊の毛が原料で、自然素材では比較的安価という特徴があります。

□まとめ

今回は注文住宅で選べる断熱材の種類を紹介しました。
当社は天然素材を生かしたおうち作りを目指しています。
仁多郡周辺で自然住宅の注文住宅を気になっている方は、当社へご相談ください。

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