窓の配置と自然の風
いつもありがとうございます。
スタッフの松崎好明です。
今日はマイホームにおける風利用についてのお話しです。
風を利用していく方法は、パッシブデザインといわれる方法の一つで、自然のエネルギーを有効的に使おうという考え方です。
強風が吹く地域は、防風林等をされている場所もあったり、逆に窓を開けると気持ち良い風が通りぬけていくなど、風は住まいにとっても大切なものだったりします。
近年のマイホームは気密性や断熱性能、また換気性能が向上して、そんなに通風をしなくても快適に過ごせるのですが、意図的に窓を開けて換気したい、自然の風が気持ちいいなど季節に応じて窓からの風も欲しいと思う方も多いです。
では季節の風はいったいどの方位からが多いのか。昼間の風や就寝時に吹く風も方位を変えたりします。
そんな事を調べていくとたどり着くのが卓越風と呼ばれるものです。
窓配置を考える時にとても便利なデータではないでしょうか。
このデータは奥出雲町横田のデータになります。
パッシブデザインは経験や勘ではなく、実際のデータに基づいて設計をするものだったりします。
奥深い家づくり。パッシブデザインは風や光、太陽光などを上手に利用していくエコと快適さをめざしていく設計です。今回はこれで終わりにします。今週もお疲れ様でした。
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