家づくりはどのように進めれば良い?進め方を解説します!

雲南市、仁多郡周辺で家づくりをお考えの方で、何から始めたらいいか悩んでいる方がいらっしゃると思います。
家づくりにはたくさんの手順があり、こなしていくためには効率的な進め方をしたいですよね。
今回は効率の良い家づくりと、失敗しないコツ、そして家づくりの工法を紹介します。

□効率の良い家づくりを紹介します!

まずは入居希望11か月~12か月前にショールームやモデルハウスなど、家を見学しに行きましょう。
ここで建築会社を1、2社程度に絞りましょう。

次に入居希望10か月~11か月前には決定した建設会社に土地を探してもらうよう、依頼しましょう。
そして、入居希望8か月~9か月前にはプランニングをしましょう。
設計士さんとともに希望の間取りなどを伝えながら、具体的な話を進めましょう。

最後にローンについて金融機関と相談し、建設会社と契約を結びます。
契約後は詳細を話し合い、申請関係を終わらせたら着工します。
契約後、着工までは1か月、着工後完成までは4か月、完成後引き渡しまでは6か月、合計で1年ほどで家づくりが完成します。
企業によってそれぞれの期間が違いますので、気になる企業に早めに確認しておきましょう。

□家づくりに失敗しないコツ

*注文住宅とは何かを知る

注文住宅には、デザインコンセプト型と、完全オーダーメイド型の2種類があります。
デザインコンセプト型はあらかじめ決められたコンセプトの中から素材や設備を選ぶので、比較的短い期間で家ができあがります。
しかし、コンセプトに含まれていない素材や設備は価格が高価になることもあります。

完全オーダーメイド型は設計士と話し合いながら家をつくっていきます。
生活スタイルにあわせて家づくりができるのが特徴です。
しかし、ゼロから家をつくるため、期間が長く、1年はかかるでしょう。

*家づくりの情報を集める

家づくりには情報収集が欠かせませんが、情報が偏りすぎてもいけません。
最初は広く集め、それから自分に合った情報を掘り下げていきましょう。
家づくりに失敗する要因は住宅業界、建築に対しての知識不足と、家のコンセプトが不明確であることと言われています。

住宅関連の情報源は、インターネット、書籍、カタログなどがあります。
この中でも、書籍とカタログについて解説します。
書籍は経営者が書いた本、比較本、タイアップ本などがあり、どの書籍にも共通して書かれている内容を鵜呑みにしないことが大切です。

また、カタログは総合カタログ、実例カタログ、商品カタログ、技術カタログの4種類あります。
カタログ内で、メンテナンスフリーという言葉には特に注意してください。
外壁自体はメンテナンスフリーだとしても、外壁以外の防水シールや金属類などは定期的なメンテナンスが必要となります。

*実現したいことを考える

ある程度情報を収集したら、家の方向性を決めていきましょう。
家族で話し合ったり、カタログや書籍を参考にしたりすると良いですね。
また、10年後、20年後の暮らしを見据える等、それぞれの家庭に合った方法で家のテーマや必要なものを決めていきましょう。

*優先順位を付ける

家づくりではもちろん全ての希望を実現できるわけではありません。
予算や法律などの問題もあるため、優先順位を付けていきましょう。
予算は自分たちだけでは把握するのが難しいと思うので、ある程度プランが具体的になれば、一度見積もりをとってみるのもおすすめです。

*具体化してまとめる

具体化がある程度進んだら、まとめてみましょう。
まとめることで、設計士や家族とイメージを共有し、明確にすることができます。
まとめ方は3つあります。

1つ目はイメージから要望をまとめる方法です。
ステップごとに細かくやるべきことを書いていきましょう。

2つ目は希望の間取り等から要望をまとめる方法です。

3つ目はカタログを使って要望をまとめる方法です。
要望をまとめるコツは写真と文章の両方を用いて整理することです。
そうすることで、他者にイメージが伝わりやすくなります。

□家づくりの工法や特徴

家の骨組みは3種類あります。

1つ目は木造です。
木造には3つ工法があります。
在来軸組工法は、柱と梁(はり)、筋交いで耐震性を確保する方法です。
ツーバイフォー(ツーバイシックス)は外国から伝わった工法で、壁で耐震性を確保します。
木質パネルは木を加工し、パネル状にしたものを組み立てます。

2つ目は鉄骨造(S造)です。
軽量鉄骨は柱や梁(はり)、筋交いが木でなく、鉄で建築する方法です。
重量鉄骨は柱が太いので、柱の位置や本数と間取りや予算とのバランスをとる必要があります。

3つ目はコンクリート造(RC造)です。
打ちっぱなしのコンクリートの家などの建築方法です。
地下室や大きい空間などをつくる時など、間取り上の自由がきくのが特徴です。
防音効果は最もありますが、湿気対策などが必要です。

□まとめ

今回の記事では家づくりを効率よく進めるためのポイントと、コツ、そして家づくりの工法や特徴を解説しました。
効率よく進めることで、家づくりに割く時間が最小限で済みます。
家づくりをされる際にぜひこの記事を参考にしていただけると幸いです。

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