家を購入して後悔してしまう理由とは?その対策方法を紹介します!
マイホーム購入をお考えの方に絶対にして欲しくないのが、「せっかくマイホームを建てたのに失敗したな」というような後悔です。
家の購入はとても大きな買い物ですので、失敗して欲しくありません。
そこで今回は、金銭面における後悔の原因と生活環境における後悔の理由、マイホーム購入で失敗しないためのポイントについて紹介します。
□金銭面における後悔の原因とは
1つ目は、予算を大きくオーバーすることです。
マイホームの見積もりを数回重ねていく中で、大きな金額を見ることに慣れてしまいます。
そのため、どんどん欲が出て、工事が増え、予算を超えてしまいます。
こだわる箇所のメリハリを付けるようにしましょう。
2つ目は、住宅ローンの返済が苦しいことです。
予算をオーバーして購入した家は、住宅ローンの返済が苦しくなる場合があります。
また、年収がアップする予定でローンを組んだものの、アップしなかった場合には家を手放さなければならなくなります。
住宅ローンを組む際には、家計の収支を正確に把握して、マイホーム完成後の維持費も視野に入れながら組みましょう。
3つ目は、住宅ローン以外にもお金がかかることです。
先ほど紹介したように、家が完成してからは、住宅ローン以外にも家の維持費がかかります。
維持費には、税金やメンテナンスのための費用、保険料などが挙げられます。
また、予定外の出費もあるかもしれません。
そのため、余裕を持って資金計画を立てるようにすると良いでしょう。
4つ目は、もっと安くて広い物件があったことです。
価格や間取りに納得して家を購入した後に、もっと安くて広い物件のチラシが入ってくることがあります。
しかたがないことですが、家の購入を急いだために後悔してしまうケースもあります。
5つ目は、固定資産税が高いことです。
賃貸の場合は、固定資産税がかかりません。
そのため、一戸建てやマンションを購入してからの出費が想像以上に高かったという場合があります。
また、一戸建てからマンションに引っ越しした場合は、固定資産税がさらに上がる可能性があり注意が必要です。
□生活環境における後悔の理由をご紹介!
生活環境における後悔の理由とは、住んでみたら使いにくい間取りであったということです。
家を購入する際は、モデルハウスや完成見学会などに足を運ぶでしょう。
そこでは、自分たちの理想の暮らしを想像できると思います。
しかし、実際に住み始めてみると「ここはこうじゃない方が良かった」というように使いにくい箇所が出てきます。
例えば、開放的で家族ともコミュニケーションを取れることを理由に対面式キッチンにした場合に、実際は手元の部分が丸見えで、常にキレイにしていないといけません。
また、寒冷地では、開放的な空間を暖めるには光熱費がかかるので、実際は仕切りを用いてストーブで暖まることになるかもしれません。
しかし、実際に住んでみないと分からないことがあるのは事実です。
見た目や単なる長所だけで判断せず、本当に自分たちの生活スタイルに合っているのかを考えて間取りを決めるようにしましょう。
□マイホーム購入で失敗しないためのポイントをご紹介!
家づくりで失敗しないために、次のポイントを意識しましょう。
*間取りを可変性にする
間取りを可変性にするとは、生活スタイルやライフステージに合わせて間取りを変更できるようにしておくことです。
そうすることで、失敗したときに応用が利くようになります。
例えば、子ども部屋の仕切りを外せば大きな部屋にできたり、寝室のベッドをなくせば書斎にできたりするようにすると良いでしょう。
*動線を意識する
間取りを考える際には動線を意識するようにしましょう。
朝起きて洗面所へ向かう道や、キッチンから食卓へ料理を運ぶ道など、生活や家事をする道の途中には邪魔なものが入らないように意識します。
動線をすっきりさせることで、生活や家事が一段とやりやすくなります。
設計の時点で動線を意識して間取りを考えることが大切です。
*見た目や流行を意識しすぎない
理想のマイホームを考える上で見た目は大事ですが、見た目を意識しすぎたために、暮らしにくくなってしまっては本末転倒です。
ウォークインクローゼットがよくある例です。
とても便利ですが、面積が増えて建築コストが上がったり、居住スペースを減らすことになったりしてしまいます。
ウォークインクローゼットやアイランドキッチンはおしゃれで採用したいという方は多いでしょう。
しかし、本当にそれが使いやすくて、自分たちに合っているのかは別問題です。
生活しやすい家を作るには、自分たちの生活スタイルに合った設備を取り入れていくことが重要です。
□まとめ
今回は、金銭面と生活環境における後悔の理由、マイホーム購入で失敗しないためのポイントについて紹介しました。
間取りを決める際には、動線を意識して暮らしやすい家づくりを目指しましょう。
また、予算にも気をつけて見た目とのバランスを考えるようにしましょう。
雲南市・仁多郡周辺で家づくりをお考えの方は、お気軽に当社までご相談ください。