土地を登記するときは筆(ふで)と呼びます

いつもありがとうございます。
松崎好明です。

さて土地の呼び名で"筆(ふで)"というような何とも聞きなれない言葉があります。
例えば分譲された土地は、1区画という言い方をすることが多いのですが、なんで土地を表す言葉に筆を使うのか?

ダウンロード (3).jpgどうも諸説は色々あるようですが、豊臣秀吉が天正10年(1582年)以来、実施した「太閤地検」とそれに基づく土地公募(検地帳)の編成の時に、その土地の所在や面積、名請人(所有者)などの情報を一行で筆で書き下したことから土地の単位が「筆」となったという説があります。

「家を建てたい」という理由などで探す「宅地」も土地なら畑だって土地だし、いつも歩いているその道路も、土地。
それぞれに呼び方・数え方はあるのですが(「区画」のような)登記をするときに限っては、これらすべて「筆」なんです。

聞きなれない言葉はまず理解しようとすぐにできない事もあったりで、これが民法など法律の世界は本当に多いですよね。宅建業の書類もこの要素が大きいのでお伝えするには相当こちらも理解を深める必要もあります。
もっともどの業界も同じ事が言えますね。

今回はこれで終わりにします。

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